人は借金をすると大切な物を賭けに差し出し、最後はお金よりも大切な人の命を選ぶ

出会いカフェに通う美女「出会いカフェくん」

闇金ウシジマくんは実際に取材を行いリアルな借金生活者と闇金とのやり取りを描いていますが、13巻で登場した出会いカフェくんはスケールの大きい話です。
フィクションの要素が大きいのですが、人は借金をすると大切な物を賭けに差し出し、最後はお金よりも大切な人の命を選ぶという話です。

 

 

登場人物

 

出会いカフェくん編は以下の登場人物がいます。

 

鈴木美來(出会いカフェくん)

高校卒業してまもなく美人の女性。母親がパチンコ依存症でカウカウファイナンスから借金をしていて、立て替えて返済するなどお金に困っている

 

冬美

美來の高校時代からの親友で出会いカフェを使って売春をしている

 

JP

本名はたかし。美來とは中学時代に付き合っていた関係があり、少年院から出所して通報した相手に復讐しようとしている

 

アキト

美來の幼馴染で美來に対して好意を持っている

 

ニューリッチ

総資産50億円以上の4人組大富豪

 

K

出会いカフェで知り合った美來の客、ニューリッチと賭けをして上の歯を失い下の歯をかけた勝負で勝利して1,000万円を手にした実績を持つ

 

 

出会いカフェでの出会いから大富豪の行うゲームに参加

 

昨今では相席屋的なものを思い浮かべる人が多いですが、出会いカフェは昔からあるマジックミラー越しで男性が気になる女性にアプローチをするサービスです。
女性は店内に入るだけで無料で飲食を楽しめて、男性からのアプローチに対しても付いていくか選びます。
お店は男性からお金を取り、マッチングしたら店外でデートをしてタクシー代として女性にお金を渡すのが暗黙のルールです。

 

お金に困っていた美來は冬美に誘われて出会いカフェに行きます。
男女の付き合い方は割り切りと呼ばれる売春メシ豚と呼ばれるご飯だけの2パターンがあり、冬美は割り切りでバリバリ稼いでいたのです。
美來は戸惑いを見せますが、お金を貯めて家を出たい気持ちからメシ豚として出会いカフェに通ってお金を稼いでいきます。

 

そんな中、JPが少年院から出所して、トラブルに巻き込まれた際にホストを3ヶ月の大怪我を追わせてしまい、ヤクザの先輩に3,000万円払うかヤクザの事務所に入るか、死ぬかの3択を迫られます。
JPは美來を探して事情を説明してお金の相談をします。
美來は出会いカフェの客Kからニューリッチの話を思い出して賭けに参加することになります。

 

メールを送信する手

結果的に勝てば3,000万円、負ければ美來はニューリッチの知り合い夫婦の代理母になり代理出産を行い、JPの眼球を失う内容です。
賭けの内容は「妊娠したので中絶費用で20万円貸してほしい」と友達10人にメールを送り、1人でも20万円貸してくれる人がいれば勝利。
20万円に届かなければ負けです。

 

最後の1人になったお金にはケチなはずの冬美が20万円を貸してくれて見事勝利します。おそらく出会いカフェを紹介した責任を感じていたのでしょう。
このやりとりの中で冬美はウシジマに5万円を借ります。

 

ヤクザやJPとの復讐のトラブルでアキトが監禁されていて、賭けの終わった後にアキトが衰弱していることを知り、ニューリッチたちは、ここでアキトのために救急車を呼べば賭けは無効と言います。
美來はすぐに救急車を呼び、無効になった賭けに納得のいかないJPは引き上げようとするニューリッチをナイフで刺します。

 

最後は美來がマジメにバイトしてウシジマから借りた5万円を払い、母親をゲーセンのメダルゲームに通わせて気を紛らわす姿を紹介して話が終わります。
美來はJPとアキトの双方のために身体をかけて、結果的にお金よりも人が大切ということに気付くのでした。