36歳ニートでパチンコとジャニヲタで浪費している「ゲイくん」

ジャニオタでマゾヒストな「ゲイくん」

36歳でゲイの森下タカシは仲間からは「ジャニオタ」のあだ名を付けられています。
容姿は醜くてマゾヒスト気質。一度自己破産をした経歴もあるのですが、その後もカウカウファイナンスから借金をして悪質な取り立てを受けています。
そんなジャニオタのゲイくんが憩いの場として活用しているのがゲイバーで本名も知らない仲間たちがいます。

 

ゲイバーの仲間
さまんさ

ゲイバーのバーテンダー

ゆーちゃん

常連客、昔さまんさと同棲していた過去あり

くまくん

常連客、自称画家で子供を倉庫に閉じ込めて逮捕された経歴を持つ

 

 

仕事道具のカメラ

事件が起こったのは、ゆーちゃんのお祝いで集まった時のこと。
カメラマンを目指しながら土木作業員など肉体労働の仕事をして生計を立てていたゆーちゃんは久しぶりにカメラマンの仕事が入ったことでゲイバーで集まりみんなでお祝いしてもらいます。
しかし、みんなが帰った後に大事な商売道具のカメラが盗まれていることに気付きます。

 

ゆーちゃんはパチンコとジャニーズのおっかけと借金までしているニートのジャニオタを疑います。
ゆーちゃんは家の中でジャニオタが捨てたレシートを探し出してジャニオタの自宅を突き止めて、家まで行きます。

 

するとカウカウファイナンスのウシジマ達に引きづられて車に乗せられそうになるジャニオタの姿を発見します。
ゆーちゃんは助けに入って、ジャニヲタの利息分5万円を立て替えて払い、もしカメラを盗んだのがジャニヲタであれば、借金を払えずにこんな状況にはならないと濡れ衣が晴れます。

 

そして、夢を叶えようとしている状況を妬んだ、さまんさが犯人であることを悟り、縁が切れることを覚悟の上で本人に直接問いただします。
ゆーちゃんは初めてゲイであることを打ち明けた相手がさまんさで思い入れの深い関係でした。
未練を断ち切る意味も含めて相当な覚悟で問いただすのですが、さまんさは自分よりも劣っていることを理由にゆーちゃんと交際していた本心が紹介されます。
結果的にさまんさはシラを切り通して話は終わります。

 

 

借金が与える世間体の悪さ

 

ゲイバーの仲間の中でジャニオタは容姿こそ汚いが、唯一の仲間だと思って大事に思っていました。
しかし、盗難事件があった時には借金をしていてロクな生き方をしていないため、真っ先に疑われてしまいます。
もしかしたら、さまんさも自分ではなくジャニヲタが疑われるだろうと読んでの犯行だったかもしれません。

 

借金することを人に隠したがる人がいますが、それはある意味正解かもしれません。
大事に思われている仲間であれば、闇金からの借金を理由に縁を切られることはないですが、何か物がなくなった時に真っ先に疑われてしまいます。
ジャニオタはタイミングよく取り立てに合って、ゆーちゃんに助けてもらえるのですが、一歩間違えればその後もずっと犯人扱いされたまま、仲間全員との関係が終わっていたかもしれません。